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★夢幻泡影★ (むげんほうよう)

~尽きてゆく魂の詩~

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ハウルの動く城 ~前編~

1984年。
当時、わたしは中学2年生。

人生の中で最も多感な時期だった。

その年わたしは、生まれて初めて、自分の
お小遣いで、一人で、映画を観に行った。

「風の谷のナウシカ」だった。

・・・感動した。

正直、これほど感動するとは、
自分でも、思っていなかった。

それ以前から「アニメージュ」という月刊誌に
掲載されていた「宮崎駿」という漫画家には
注目していた。

(ちなみに、月刊「アニメージュ」には、その当時、
宮崎駿に匹敵する、いや、それ以上の天才である、
「ふくやまけいこ」という漫画家がいたのだ。この人は、
しかし残念ながら、「東京物語」など、いくつかの作品
を残した後、「フォンテーヌ」という作品の途中で突然、
連載が打ち切られ、漫画界から、姿を消してしまった)


ジブリ作品以外にも「アルプスの少女ハイジ」
や「未来少年コナン」など。わたしは宮崎さん
の描き出す世界が、大好きだった。

ビデオに録画した「カリオストロの城」は、
一体何回、いや何十回、観たことだろう?

おそらく、わたしの心象風景の何割かは、
宮崎さんのアニメの世界に占められている。

もはや、それらのアニメは、わたしの青春の
大切な1ページとさえ、なっているのである。

063.jpg

わたしは、スタジオ・ジブリの
熱狂的なファンを自認している。

風の谷のナウシカ
天空の城ラピュタ
火垂るの墓
となりのトトロ
魔女の宅急便
おもひでぽろぽろ
紅の豚
海がきこえる
平成狸合戦ぽんぽこ
耳をすませば
もののけ姫
となりの山田くん
千と千尋の神隠し
猫の恩返し
ハウルの動く城


これらすべての作品を、わたしは
少なくとも、5回以上は観ている。

わたしは映画を観て泣くということは
ほとんどないのだけれど、「おもひで
ぽろぽろ」
には、マジで泣かされた。

いわゆる「ツボにハマった」というヤツで
あろうか。ラストの5分間は、号泣だった。

今までにわたしが、人目もはばからず号泣して
しまった映画は、「おもひでぽろぽろ」の他には、
ロビン・ウィリアムズ主演の「今を生きる」と、
ピルバーグ監督の「シンドラーのりスト
」しかない。

064.jpg

しかし残念ながら「おもひでぽろぽろ」
以降の、スタジオ・ジブリの作品群は、
なにかが、オカシイ。

どこかしら、共感できない、というか。
その世界についていけない、というか。

宮崎ワールドはわたしの大好きな世界なのに、
残念なことに、それがわたしの心の琴線に、
触れてくれなくなってしまったのだ。

「ラピュタ」や「トトロ」は、ついつい、何度
でも観てしまう。けれども、「もののけ姫」や
「千と千尋」は3回も観たら、もうお腹一杯。
4回目を観ようとは、とても思わない。

これは、一体なぜなのだろうか?

172.gif

おそらくは、たび重なる「宮崎アニメ」の興行的な
成功により、周囲の人間により宮崎駿という人物が
神格化され、宮崎さん本人もまた、自分の「個性」を、
より強く主張しようと、魅力的なキャラクターたちを
目立たせるようにしようとするあまり、次第にその
ストーリーがやせ細り、普遍性がなくなっていって
しまった。その結果ではないだろうか?

「もののけ姫」と「千と千尋」は、興行的には
大成功。観る者の心をグイグイと引っ張ってゆく、
その力量は、「さすがは宮崎さん」とうならせる
だけのモノがある。けれど、ストーリー的には
失敗だと、わたしは思っている。

早い話が、宮崎さん。あまりにも趣味に
走りすぎ(笑) 関西風にツッコむなら、
「おいおい、どこ行くねん」ってヤツである、

たとえば、台湾や中国・韓国の子供たちが
これらの映画を観たとして、「わぁ、おもし
ろ~い!」と、はたして喜ぶだろうか?

アシタカ、サン(もののけ姫)、千、ハク。
いずれ劣らぬ魅力的なキャラなのだが、
いくらキャラクターがおもしろくても、
ストーリーに普遍性がなければ、その
作品は、「名作」たりえないのである。

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  1. 2006/07/30(日) 08:58:51|
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◎プロフィール

ここの管理人 : 木塚ベラ (きずか ベラ) 氏。


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久留米大学附設高校中退。大学検定試験を経て、早稲田大学第一文学部卒。中学校講師を依願退職後、フリーに。現在、エッセイスト・株式投資家・小説家・心理学者。

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